丹波一宮・出雲大神宮

今年のGWは関西方面に出かけて、いくつかの一宮に詣でました。
まずは丹波国の一宮、出雲大神宮です。
京都府亀岡市に鎮座。
丹波というのは、京の都からみて山陰方面の入口にあたります。
201104_IMG_8360.jpg
山陰で最大の存在感を誇るのは、なんといっても出雲大社(出雲国/島根県)です。
201104_IMG_8407.jpg
その出雲の神を祀る神社が、京を出てさっそく一宮として登場してくるわけです。
山陰への入口にふさわしい配置といえるかもしれません。
201104_IMG_8380.jpg
神社名が「出雲」で、出雲大社と同じくオオクニヌシが主祭神。
201104_IMG_8372.jpg
ということで、お目当てのご利益はやはり縁結びなのでしょうか。
比較的若い女性グループの参拝客を多く目にしました。

新緑が映える季節です。
201104_IMG_8382.jpg
201104_IMG_8390.jpg
201104_IMG_8400.jpg

ところで、「徒然草」にこの神社の獅子・狛犬の話があります。
201104_IMG_8376.jpg
都から訪れた偉い人が、獅子・狛犬が互いに逆向きに置かれているのをみて、
「あなめでたや。この獅子の立ち様、いとめづらし。深き故あらん。」
と、同行の人たちとも感激して、神社の人に尋ねてみたところ、
子供たちのいたずらですよといいながら、あっさり向きを直されてしまったので、
「感涙いたづらになりにけり(無駄になってしまった)」という話です。

昔に教科書で見たことのある話です。
偉い人の勘違いや早とちり、あるいは勝手な決めつけを皮肉った話という位置づけで当時は整理されていた記憶がありますが、今思えば、何にでも感動を見つけるのは大切なことだとも思います。
今はむしろ、この人を支持したい気持ちもありますね。
ポジティブな勘違いは許容したい。

ちなみに、その時代の獅子・狛犬はもっと小さくて動かせるようなものだったそうです。

丹後一宮・籠神社

続いて、丹後国の一宮、籠神社(このじんじゃ)。
丹後半島の景勝地、天橋立のちょうど目の前に鎮座しています。
雷雨にみまわれたため、車内で雨宿りして、小降りになったときを見計らって参詣。
201104_IMG_8410.jpg
ここは、現在の伊勢神宮外宮の祭神であるトヨウケがもともと祀られていた場所。
201104_IMG_8449.jpg
ここでしばらくアマテラスとともに祀られた後、両者が伊勢に移っていったといういわれがあり、「元伊勢」と称しています。
201104_IMG_8441.jpg
社殿も、伊勢神宮と同じ造りです。
201104_IMG_8420.jpg
201104_IMG_8417.jpg
また、国宝に指定されている、日本一古い家系図(海部氏系図)を所蔵しています。

なお、この神社の後ろにある小山へは、ケーブルカーで登ることができます。
そこが、いわゆる天橋立の「股のぞき」で有名な傘松公園。
今回は、悪天候のため断念です。